メガピクセル新機種が、続々と登場しました。




● メガピクセルの新機種が、続々と・・ Nikon COOLPIX900 COOLPIX600 / 松下 Cool_Shot II メガ / オリンパス C-840L

このうちの一番の注目機、Nikon COOLPIX900 を触ってきました。 秋葉原に3月17日にオープンした、ニコンの電子画像機器ショールーム「ビジュコムランド」に試作機がおいてあります。詳しい地図などは、
http://nikon.topica.ne.jp/ei_j/showroom/visucomland.htm を参照してください。

手にした第一印象は、結構大きい、その割には軽い、意外に高級感はあまりないな、といったあたりでした。
「結構大きい」については、私が超小型が好きで世界最小を追いかけてきた経歴があるので割り引いてください ~_~;
「その割には軽い」は、手にしたときに、あれっ、これ電池入ってないんじゃないのという感覚でした。電池別重量が 360g なので、すごく軽量というわけではないのですが、大きさとの相対的なものでそう感じるようです。
「あまり高級感はないな」は、主にプラスチック部分のせいです。金属外装に挟まれた黒いプラスチック部分が肉薄でつるつるしており、剛性感が感じられないためでしょうか。デザインもちょっと大まかで無骨なところがあり、特にズームボタンの感触がよくないので(小さめのボタンをしっかり押し込まないと作動しない)いっそうそんな印象を持ってしまいました。
もっとも、以上は試作機をごく短時間触った非常に個人的な印象なので、気に入っている方は気にしないでください ^_^;




でも、このサイズで優秀なレンズを使用した3倍ズームであること、とても解像度が高く、階調もなめらかであるなど画質の良いことが大きな魅力です。ただ、残念なのはCCDのサイズが約1/3インチと小さく補色CCDであること。 ( 実は、3/23の時点でCCDが補色であることは入手できる資料に記載されてませんでした。サンプル画像から、これは補色CCDであるなと判断して裏付けなしに書いてしまったのですが、後から補色であるとのレポートが出てきてほっとした経緯があります)
CCDのサイズは小型化と裏腹なのですが、浅い被写界深度でぼけ味を出せることや絶対的なノイズレベルが低いことなど大型CCDのメリットを考えると、このクラスのデジカメで作品撮影を意識するには気になる点です。
電源投入後、撮影可能までの時間は5秒弱といったあたりでそこそこでした。(C-1400L は約2秒、FinePix700は約7秒) また、レンズカバーの機構は組み込まれていませんでした。液晶に表示された撮影時メニューなどを FinePix700 で撮ってきましたので、画像をあげておきます。

なお、COOLPIX900以上に、個人的に興味のあったCOOLPIX600は展示されていませんでした。試作機も置いてなく、サンプル画像もどこにもアップされていないので、まだ謎の多いデジカメです。どうやら松下P3の Cool_Shot II メガ のOEMらしいのですが、どういう訳かP3デジカメ3機種制覇してしまった私としては、手にしてみるのが待ち遠しい1台です。
COOLPIX900、COOLPIX600 ともにカタログが置いてあり、持ち帰り自由でした。


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