私が携帯しているモバイル機器




● 頻繁な出張に出歩く生活で厳選してきた、モバイル機器たち


もう10年ほど前、まだ「モバイル」という言葉がなくて「動網人」などという造語を称して喜んでいた時代から、携帯通信環境にはまっていました。
ワードバンクノートやオアシスポケットなど、それなりの変遷を経て現在はこの写真のような環境に落ち着いています。




PC NEC Mobio NX
PHSNTTパーソナル 321S
携帯NTT DocomoN203
手帳SharpPA-Z900
デジカメOlympus・他C-1400XL・他
SMAアダプタRATOCREX-SMA01
モデム・LANUS RoboticsXJEM3336J


Mobio は、少々非力なのですが、800gを切る軽さとぎりぎりブラインドタッチできるサイズ、それに5時間フルに持つ拡張バッテリーで十分な実用PCとなっています。
1.6GB のHDDには、まだデータが軽かった頃のゼンリンの日本地図('96R2)や、ビジネスショーで限定販売していたProAtlas98の東京のみ詳細マップ、それに定番の駅スパート、電子ブック版の百科事典(マイペディア)などを圧縮して乗せて、何かと便利に使用してます。
また、モノラル音源のリブレットに対する Mobio の美点なのですが、サウンド関係がしっかりしていて(ちゃんとした音源がステレオで鳴る)、MP3データを入れてウォークマン変わりにもなってくれます。
(移動中のインナーフォンとしては、SONYの MDR-NC10が必須。アクティブ・ノイズキャンセル機能で、聞き取りやすさ、音質の良さで長時間移動時の疲れがずいぶん違ってきます)
「横浜デジカメ」のHTML書きや、Nifty通信、メールは、基本的にこのマシン+PHS で行っています。ただ、画像のきちんとした確認には役不足です。
Mobio を手なづけるための荒業も、多少かけてます。無条件にレジュームがきいてしまうマイクロスイッチの爪を折り取るとか、NumLockキーを効かないように固定するとか ~_~;

通信インフラとしては、ほとんど PHSを使用しています。PHS では 「166」をダイアリングすることで全国どこで定額(15円/分)でインターネット接続が可能となっています。プロバイダーを介す必要がないので、アクセスポイントを気にする必要がなく安心して接続できます。このことを知っている人が意外に少ないのが、不思議なくらいです。
ネゴシエーション時間も含めた接続・通信速度の速さに慣れると、携帯電話でつなぐのはつらく感じます。新幹線の走行中は、携帯電話でもなかなか安定した接続は得られませんし、かえってPHSで停車するタイミングを見計らい素早く接続してしまえば、メールの送受信くらいはむしろ確実に行えます。

PHS端末としては、パルディオ321S を愛用してます。
PCMCIAスロットに直にさせるので、ケーブル不要でスマートに接続でき、また充電器が必要ないことも大きなメリットです。(PCMCIAスロット経由でPCより充電が可能)

手帳に関しては、初代ザウルスから始まってパワザウまで、ザウルスシリーズを愛用していた時期がありました。しかし同時に持ち歩くPC側が Mobio で十分に小さくなってしまい、バランスが悪くなったので、ザウルス以上にスケジューラの見通しに優れる PA-Z900 シリーズに乗り換えました。
ちなみに、私は初代ザウルスの市販品購入者の第一番目であることが自慢です ^_^

最後に、デジタルカメラのスマートメディアから画像データを吸い上げる手段として REX-SMA01 (PCMCIAカード・アダプタ)を使用しています。このカードはデジカメ純正の他カードと違い、いちいちカードを取り外すことなくスマートメディアを差し替え瞬時に認識できます。複数枚のスマートメディアから吸い上げようとすると、意外にカードの再認識時間が面倒なのですが、REX-SMA01 だとあたかもフロッピーディスクのように次々のスマートメディアを差し替えて交換できるのが気持ちよいです。
ただし、欠点としては専用ドライバのインストールが必要です。そのため、出先で人のノートPCにちょっとデータを渡したいような時には使えません。


以上、デジカメの話題とは少々外れましたが、日常の通勤・出張での基本携帯機器のご紹介でした。



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